音声合成LSI AquesTolk pico

音声合成LSI ATP3011F4-PU(かわいい女性の音声) 同シリーズは他に
音声合成LSI ATP3012F6-PU(女性の音声明瞭版)
音声合成LSI ATP3012R5-PU(小型ﾛﾎﾞｯﾄの音声)
音声合成LSI ATP3011F1-PU(ゆっくりな女性の音声)
音声合成LSI ATP3011M6-PU(男性の音声)　があります。

ATmega328Pに音声合成エンジンを搭載したワンチップ音声合成LSIなので、ハードウエア的なスペックはArduinoUNOと同じです。

動作モード

	DEMOモード PMODE0 : LOW PMODE1 : LOW
	コマンドモード PMODE0 : HIGH PMODE1 : HIGH
	スタンドアロンモード PMODE0 : HIGH PMODE1 : LOW
	セーフモード PMODE0 : LOW PMODE1 : HIGH

コマンドモード時のインターフェイス

UART	SMODE0 : HIGH SMODE1 : HIGH
I2C	SMODE0 : LOW SMODE1 : HIGH
SPI　MODE0	SMODE0 : LOW SMODE1 : LOW
SPI　MODE3	SMODE0 : HIGH SMODE1 : LOW

コマンドモード

接続の確立

　URAT接続の場合は ? を送信する事で通信速度が確定する。
　UART以外(I2C,SPI0,SPI3)では不要

　プロンプト '>' を受信したら　コマンド送信可能

　ローマ字表記の発音 + 0x0D を送信すると発話を開始
　発話が中は '*' が返される
　発音表記にエラーがあると発話はされず　エラー 'Exx' が返る

　SPIモードで発話終了を待つ場合(プロンプトを受信する場合)　ダミーデータには 0xFFを送信する

デモモード/スタンドアロンモード

プリセットの音声を発話する

スタンドアロンモードではPC0～PC3の組み合わせで、発話するメッセージ番号を選択する
スタンドアロンモードで起動後にPC0～PC3の変化をトリガーに発話するので、スタンドアロンモードで起動しただけでは発話せず、PC0～PC3の操作が必要

I2C接続コマンドモード

DEMOモード		UART　コマンドモード


I2C　コマンドモード		SPI MODE3 コマンドモード


スタンドアローンモード