HT16K33 マトリクスLEDドライバ
マトリクスLEDを制御するI2C接続のＬＥＤドライバですが4桁7セグメントLEDユニットのコントローラに使用されて
安価な時計表示用LEDとして出回っているようです。
▼のLEDユニットはVK16K33を使用しています。
スペックシートからHT16K33との違いが分からなかったので互換品と考えて良いと思います。
HT16K33の動作電圧は4.5V～になっていますが、LEDユニットは3.3Vで動作しました。
 １６×８ＬＥＤマトリクスドライバーモジュール（ＨＴ１６Ｋ３３） |
HT16K33のコマンド
HT16K33 / VK16K33 Command| コマンド | 動作 |
|---|---|
| 20h | システムクロック無効 |
| 21h | システムクロック有効 |
| 80h | Display OFF |
| 81h | Display ON / Blink OFF |
| 83h | Display ON /Blink 2Hz |
| 85h | Display ON /Blink 1Hz |
| 87h | Display ON /Blink 0.5Hz |
| E0h～EFh | 輝度 |
| 00h～0Fh | アドレス指定 ※アドレスの後にビットパターンを指定 ビットパターンは連続して書き込み可能 |
4桁7セグメントLEDユニットとの対応
元が１６ｘ８マトリクスＬＥＤのドライバなので、7セグメントＬＥＤでは偶数アドレスのみ使用しています
ビットとLEDセグメントとの対応は▼ コロン(：)は Bit2に割り当てられていました。
8x8 LEDマトリクスとの接続
 C0～C7をカソード側(LEDマトリックスのROW1～ROW8)に接続 A0～A8をアノード側（LEDマトリックスのCOL1～COL8）に接続 LEDマトリックスを2個使用する場合はA9～A15を２個目のLEDマトリックスの アノード側（LEDマトリックスのCOL1～COL8）に接続 カソード側(LEDマトリックスのROW1～ROW8)はC0～C7に接続する。 LEDマトリックスによっては、アノードとカソードが逆だったり、ピン配置が違ったりするので注意 |
 |
| １６×８ＬＥＤマトリクスドライバーモジュール（ＨＴ１６Ｋ３３） | 赤色ドットマトリクスLED 8×8ﾄﾞｯﾄ OSL641501-BRA |
アドレスとLEDの対応は▼ LEDマトリックスを１個しか使用しない場合は、奇数アドレスは無効になる。
4桁7セグメントLEDユニット / 16x8 LEDマトリクスを操作するサンプルスケッチ
M5Stack/M5Atomで使用する場合には、Wire.begin() の宣言を修正。
YuruPuro/HT16K33-7SEG.ino