M5Stampへのスケッチの書き込み
M5Stamp Picoは最小構成のため、プログラム書き込み用のUSBシリアル変換が基板上に搭載されていません。M5Stampにスケッチを書き込むにはUSB-シリアル変換モジュールが必要です。
スイッチサイエンスで購入できるCP2104/CH9102搭載 ESP32 ダウンローダキットを使用するのが手っ取り早いです。
ESP３２用として、秋月電子で購入できる FT-232RQ USB-シリアル変換モジュール も入手性は良いですが
コチラの場合は書き込み完了時に配線の除去と再起動が必要なので若干面倒です。
※スイッチ付きの変換アダプタを造ってしまった作った方が良いと思います。
ESP32 Downloderで書き込む
デバイスドライバはM5Stackと同じです。https://m5stack.com/pages/download から 「CP210ｘ Driver」をダウンロードしてインストールします。
ピンの並びがM5Stampに合わせてありますので、向きを間違えないように注意して挿せばＯＫ
FT-232RQで書き込む
デバイスドライバの配布元が若干分かりにくいです。秋月電子の商品説明ページから FT-232R PDFデータを開くと、中に
> For driver installation, please refer to http://www.ftdichip.com/Documents/InstallGuides.htm
と記載されている箇所があるので、このリンクから、各ＯＳ毎のリンクを辿っていくと CDM212364_Setup.zip が入手できます。
このZIPを展開して、中のCDM212364_Setup.exe を実行するとドライバがインストールされ COMポートとして認識されます。
ピンの並びがM5Stampとは違うので変換して配線します。
| FT-232RQ | M5Stamp |
|---|---|
| GND | GND |
| GND | G0 |
| RST | EN |
| TX | RX(G3) |
| RX | TX(G1) |
| 5V | 5V |
FT-232Rの信号レベルは3.3V(出荷時の状態)にする。
G0をGNDに接続すると書き込みモードになる模様
書き込み後にG0をGNDから外してリセットする
※書き込みモードのままだとスケッチが動作しない
