シフトレジスタ U74HL595 の使い方

シリアルデータをパラレルデータに変換するICです。
SER/RCLK/SRCLKの3本の制御線だけでQA～QHの8個の出力を操作できます。
QH′を次のICのSERに接続することで16個、24個、32個と更に多くの出力を操作できます。


基本的な動作は

SRCLR	リセット：立下り(HIGH->LOWに変わる)タイミングでQA～QHがＬＯＷになります。 特にリセットを制御する必要がなければVccに接続しておけば良い。
SRCLK	データセット：立ち上がり(LOW->HIGHに変わる)タイミングでSERの状態をQAレジスタにセットします。 この時QAレジスタの状態はQBレジスタにQBレジスタの状態はQCレジスタに～QGレジスタの状態はQHレジスタに、QHレジスタの状態はQH′レジスタにトコロテン方式で押し出されます。 ※変換するのはレジスタでありピン出力ではない。
RCLK	データ出力：立ち上がり(LOW->HIGHに変わる)タイミングでQA～ＱＨの状態を出力します。
OE	HIGHにすると出力がディセーブル(出力しない)になります。 LOWにするとイネーブル(QA～QHの状態を出力)になります。 ※特に制御する必要がなければGNDに接続して置けばよい。

操作手順としては
① RCLK/SRCLKをLOWにしておく
② SERを出力したい状態(HIGHまたはLOW)に設定する
③ SRCLKをHIGHにしてLOWに戻す
※②～③を出力数回繰り返す
④ RCLKをHIGHにしてLOWに戻す

手動で操作してみるテスト
チャタリング防止とPushON/PushOFF出来るスイッチがなかったのでスイッチをArduinoで代用しています。
LEDが点いているいる状態がHIGHです。
手前からRCLK/SER/SRCLKに接続しています。
●〇●〇に点灯してから〇●〇●に点灯操作しています。

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